ストレートネックを改善する座り方や寝方の方法!効果が出る期間は?

首のだるさやコリは辛いですよね。
頭痛やしびれがおきるのは、ストレートネックになっているのかもしれませんよ。
症状がひどくなると、更にいろんな症状が出て、治すのに時間がかかり大変に。
姿勢を良くするといっても、パソコン作業をしないわけにはいかないのが悩みですよね。
しかし、座り方や寝方を見直すとかなり改善できるんです。
首に負担をかけにくい座り方や、症状の緩和が期待できる方法を紹介します。
困っている人は取り敢えず試してみてください。
首が楽になると、気分も全然違いますよ。
ストレートネックの症状や原因
首こりや肩こり、しんどいですよね。
日常的に、誰もが感じやすい「コリ」ですが、長く続くようなら「単なるコリ」でなくて異常があるかもしれません。
首のひどいコリや痛みを訴える人の多くが、ストレートネックという状態になっているそうです。
若い人にも多いのですが、骨がどうなっているのか、原因や対処法を調べました。
ストレートネックとは
肩こりや首こりは、たいていの場合は筋肉の疲労からくるものです。
頭痛やしびれなどが起こるなら、ストレートネックかもしれません。
ストレートネックとは?
首猫背ともスマホ首とも呼ばれますが、専門的には「頭部前方偏位」といいます。
ストレートネックの、首の骨の状態
出典:sekkotsuin
正常な場合の首の骨の位置
私たちの首の骨は、正常なら緩やかな逆「つ」の字になっています。
横から見ると、耳の中心から肩の中心が地面に垂直になっています。
ストレートネックの首の骨の位置
首の骨のカーブがなくなり、真っ直ぐで前傾した骨の並びになっています。
ストレートネックの原因
成人の頭はおよそ体重の10%ぐらいあり、首が支えています。
正しい位置でも重い頭ですが、うつむくと負荷がかなり増してしまいます。
手元のスマホを見る動作では、首の角度は40度ぐらいになります。すると、首への負荷は20kgにもなるのです。
ストレートネックになる原因は、間違った姿勢です。
ただでさえ重たい頭を支えている首に、うつむく姿勢で負荷をかけ続けると…疲労してしまうのは当然ですね。
首の後ろ側の緊張は続き、首の前側は縮めた状態になります。
そのような姿勢が続くことで、しだいに首のカーブがなくなっていくのです。
本来、首はほどよいカーブのしなりで頭を支えているのですが、カーブがなくなると疲れやすくなります。
首には神経もたくさん通っていますので、刺激を受けて不快な症状が出るようになります。
ストレートネックを治すには?
ストレートネックは、それ自体は異常というよりも癖です。
ですから、病院に行くと「姿勢に気をつけて下さい」と言われます。
痛みがあって病院に行っても、痛み止めや湿布を処方されるだけのことも多いそうです。
診断はレントゲンですぐにわかります。
首に負担のかかる姿勢を続けていると、症状が改善されることはありません。
痛み止めも、だんだん効かなくなってきますよね。
ストレートネックを治す方法は、正しい姿勢になることです。
まずは、正しい姿勢を意識するところからやっていきましょう。
ただの癖とはいえ、ストレートネックは放置していると、更にさまざまな不快な症状につながっていきます。
ストレートネックからくる症状とは?
首にはたくさんの神経が通っていて、それらが圧迫されたり刺激されたりして負担がかかるのです。
怖いですよね。
下記にストレートネックの解消の方法を紹介していますので、実践してみてくださいね。
ストレートネックを改善する座り方
ストレートネックの人に多い座り方と、正しい座り方をみていきましょう。
左の座り方 ☓ 右の座り方 ◯
左の座り方:
パソコン作業のとき、こんな姿勢になっていませんか?
画面との距離も近いです。
前かがみになっていて、背中や首が疲れやすくなっている姿勢です。
こちらはどうでしょう?
左の座り方 ☓
左の座り方:
お尻は浅く、背もたれにもたれ、背中から前に出るような姿勢です。
骨盤が後ろに倒れています。
これは、とりあえず楽だからついしてしまう姿勢で、高齢の人に多いです。
腹筋も背筋もほとんど使いませんが、首への負担は大きいです。
右の座り方 ☓
右の座り方:
お尻は深く座っていますが、骨盤が前傾した状態です。
背中の「S」字カーブが大きくなっていて、背面の緊張が続き腰痛になりやすい姿勢になっています。
良い姿勢は、骨盤が真っ直ぐにたった状態にします。
肩の位置は耳の真下あたりです。
肩が前に巻いた状態にならないように広げます。
のけぞった姿勢や、前のめり姿勢になると、頭でバランスをとるために首に負担がかかってしまいます。
背骨はゆるやかな「S」字になりますが、お尻から頭がほぼ一直線上の状態にします。
ストレートネックを改善する寝方
ストレートネックの状態になると、背中や腰の筋肉にも負担がかかります。
すると、背骨の自然な「S]字カーブや骨盤の位置にも影響が出て、腰痛の原因になることも。
背骨や骨盤を正しい位置にするには、ストレッチポールを使う方法や、タオルを巻いて作る枕を使う方法があります。
ストレッチポールの首こりの痛みの解消や猫背の矯正はできる?肩が痛い時も!
タオルを巻いて作る枕
バスタオルをくるくる巻いてロールケーキ状にして、首の下に置いて使います。
バスタオルで作ったカーブに首を沿わせて寝ると、首の本来の曲線に戻りやすくなります。
この枕の良いところは、高さ調節自在・清潔・簡単なところです。
バスタオルによってロールの太さを自由に変えれます。
もう1枚タオルを使って高さを変えることもできて、自分にぴったりなものが作れますね。
清潔に使えるのも重要ですよね。
タオルなので、お洗濯は簡単で気持ちよく使えます。
作り方も簡単なので、ぜひ試して下さい。
材料
バスタオル 1枚
輪ゴムまたはヘアゴム 2本
作り方
バスタオルをくるくる巻いて、両端を輪ゴムで止めます。
高さ8~10センチ×長さ60~80センチ程度にします。
タオルはふわふわに巻かずに、ある程度きつめに巻くほうが良いです。
長さを60センチ~80センチにしているのは、寝返りをうっても枕から頭が外れないためです。
タオルに首を押し付けるように、仰向けで寝て下さい。
後頭部が布団に付くようにしますが、後頭部が浮くようならタオルを畳んでおくか、タオルを最後まで巻かずに調節する方法もあります。
寝方の方法
ストレートネックを予防、改善するには、仰向けで寝るのが良いです。
本来、仰向けで寝るのが一番リラックスできます。
ところが、腰が痛かったり、肩が痛かったり仰向け姿勢がしにくいこともあります。
これは、背中側の筋肉が緊張で固くなっていたり、背骨のゆがみやズレがあるためです。
ストレートネックの原因は、背骨のカーブがあり過ぎたり、骨盤の位置や傾きが原因となっていることも多いので、なるべく仰向けで自然な矯正ができるのが良いのです。
布団も、マットレスでふわふわにするよりも、硬めが背骨の矯正のためには良いです。
ふわふわしていると、寝返りもしにくくなり眠りの質も落ちてしまいます。
寝返りの刺激が背骨のためには良くて、本来の正しい位置に戻るように働くのです。
仰向けが居心地悪い時は、膝の下に小さなクッションを置くとずいぶん楽になりますよ。
枕は高い枕はストレートネックにはよくありません。
むしろ、枕はなしで寝るほうがストレートネックには良いのです。
慣れなのですが、寝にくいときは、タオルを折り畳んで高さを調節した枕を使うといいです。
座り方や寝方の改善効果が出る期間
ストレートネックや猫背は、日頃の癖から起きるものです。
もしも、コリや痛みを感じはじめたばかりなら、改善の効果も早めにあらわれるようです。
正しい姿勢で座るようになったら、早ければ2~3日のうちに症状が軽くなることもあります。
くびをねちがえて整骨院に行ったらついでにストレートネック(寸前)を指摘され
しばらく通うことになった
座り方指導を受けて、いま、すっごいせなかまっすぐ
慣れない…— 双六 (@sugoroku_asobi) 2018年5月23日
正しい姿勢で座ることに慣れないうちは、良くなったと感じるのはもう少しかかるかもしれませんね。
長年の癖なら、改善するのにある程度の期間はかかるようです。
でも、2~3ヶ月で、ほとんどの人は症状は改善してくるようです。
ストレートネックでは? 自分は骨盤が歪んでてストレートネックやったから酷い首肩背中のコリに悩まされた。座り仕事なので骨盤矯正ベルトして正しい座り方意識したらかなり改善したよ。寝るときはバスタオルを筒状に折って首の下に入れて寝てた。
— dogy (@fermat106) 2017年1月31日
タオルの首枕の方の効果は、こちらも2~3日で首の痛みが和らぐ人がいます。
いきなり治ることもあるみたいですよ!
寝違えたのかわからないけれど首が痛くて回らなかったのが、タオル枕にしたらバキっ!って言って一瞬で治った…。ストレートネックになってるんかな
— きいろくるみ*1日目東ラ56a (@amarillo_kurumi) 2017年12月18日
私の肩こりとか身体の不調の色々
きっと原因はストレートネックだ!
タオル枕で寝たらだいぶ緩んでる!!— N♡MA (@NomaNomAi) 2018年7月27日
まとめ
ストレートネックを改善する方法で座り方は、深く腰掛けて、骨盤を立てるようにします。
癖はなかなか治せませんが、正しい姿勢に慣れると疲れにくくなり、不快な症状も良くなります。
バスタオルで作るロール枕は、簡単に試せるのが魅力です。
口コミでも、良くなっている人がたくさんいました。
改善するのにかかる期間は、早い人はすぐ、2~3ヶ月で多くの人の症状が楽になるようです。
まずはお手軽なものを試してみて、次に専用の枕や椅子なども検討するといいですね。
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